個人事業者の建物の修繕費と保険金の取り扱い

  • 2017.09.20 Wednesday

 個人事業者の事業用建物が地震で被災し、地震保険金が下りた場合に修繕費を必要経費に算入するときは、保険金を控除しなければならないのだろうか。これが疑問だった。

 

 この話を進める前に理解しておくことがある。それは、事業用建物が被災した場合、その損失を修繕費とは別に資産損失として必要経費に計上するのかどうかである。

 

 これについては、所得税法51条(資産損失の必要経費算入)において明確にされており、修繕費とは別に資産損失の額を必要経費に算入することとされている。その金額の算出方法は、被災直前の帳簿価額から被災直後の時価を差し引いた金額とされるが、り災証明書記載の「り災程度の割合」により計算することも認められている。

 

 つまり、被災直前の簿価に「全壊」の場合100%、「半壊」の場合50%、「一部損壊」の場合5% の割合を乗じて損失の額を算出するのである。これは被災直後の時価の算出が極めて難しいため設けられたものではないだろうか。

 

 この損失を計上する場合には保険金を控除する旨同法で規定されているから、資産損失の額に比し保険金額が同額か多い場合は必要経費算入額はゼロとなる。

 

 次に原状回復のため修繕を行った場合、その修繕費についてはどのように取り扱われるのだろうか。所得税法においては、先入れ先出し法的に、まず、資産損失を必要経費に計上することとされているので、その修繕費(資本的支出部分を除く。)のうち資産損失に相当する部分の金額は資本的支出とされる。従って、その残額が修繕費として取り扱われるのである(所基通51−3)。

 

 この場合、受け取った保険金が資産損失相当額より多かったときは、この多い部分は修繕費に対しどう取り扱われるのであろうか。

 

 これは、所得税法37条(必要経費)において必要経費を計上する場合、保険金を控除する定めになっていないことから、保険金を控除する必要はないのである。他方、保険金は非課税のため収入に計上する必要はない。

 

 今回、このような処理をする事案に遭遇したが、先の道理が分からず右往左往した。法令通達を見てもよく理解できず、解説書を探るも適切に解説したものには出会わなかった。また、各種税務相談所に問い合わせたものの、適切な回答には巡り会えなかったのである。

 

 しかし、ごく少数ながら修繕費から控除する必要はないとする説もあるにはあったが、私はそれには慎重な態度をとった。それは納税者にとって有利だったことと何より少数意見であったからである。

 

 いずれにしても、法令がどのように規定しているかであった。私は保険金を控除する必要はないとするその論拠を深く探り、法令通達を再度検討してみた。そうすると、前述のような理解に辿り着いたのである。

 

 このような経緯からして、修繕費から保険金を控除して必要経費を計上して申告しているケースは少なくないような気がしてならない。

 

 平成28年の熊本地震はマグニチュード7.3、被害件数は、全壊6,990、半壊20,219、一部損壊85,635、合計112,844とされている。これに対し、地震保険金の支払総額は3,773億円である。単純に被害件数で除してみると、1件当たり3,343,553円の保険金が支払われていることになる。地震保険をかけていなかった人が相当数いたと思われるから、その金額はもっと多くなると思われる。

 

 また、事業用建物に地震保険をかけていた人がどのくらいいるのかは分らないが、全体で10万人を超える人が被災していたのであるから、その数は少なくないであろう。

 

 平成28年分所得税確定申告は、平成29年3月15日をもって一応終了したところであるけれども、もし、誤りがあり税額が少なくなるのであれば、更正請求という道がある。

 

 修繕費と保険金の取り扱いについて振り返り、もう一度見直ししてみる必要もあるのではないかと思うのである。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




長老が逝ってしまった

  • 2017.09.08 Friday

 ミント(ノーフォクテリア 雌)のときは大雨だった。2年前の6月10日、葬儀場で読経が済み火葬場に運びこむとき、雨が止み、かすかに晴れ間が見えたのであった。涙の葬儀、あれから2年。今度はチャーリー(ノーフォークテリア 雄)が死んだ。16歳3か月と14日、人間なら84歳の長寿を全うした。最後は眠るように息をひきとったのである。8月25日(金)午前1時30分のことだった。

 

 チャーリーとミントは夫婦だった。1歳年下のミントの性格が強かったこともあって、チャーリーはいつも控えめでおとなしく穏やかに過ごしていた。若いときの写真を見るとその雰囲気が良く表れている。

 

 ミントは晩年2度の手術をしたが、それにしては丈夫だった。しかし、その後腎不全を患って入院した。人間ならば人工透析をうけなければならないもので、打つ手はなかった。もう危ないということで家に連れて帰り、苦しみながら最期を遂げたのである。

 

 チャーリーはお盆前くらいまで元気に歩き回っていたが、盆の終わりに足に力が入らないようになり歩行困難となった。六日間通院し点滴をしたが、回復は難しいとみて自宅での介護となった。寝たきりになり、2〜3時間おきに体位変換をしていた。次第に食事が摂れなくなり、水分だけになって、その水分も摂れなくなり、枯れるように逝った。これらの介護は全て娘の渾身の努力に負うもので、お蔭で床擦れすることもなく、老衰での見事な大往生だったのである。

 

 

 葬儀は翌日11時から、ミントのときと同じところで行った。隣家の小学生の孫3人も参列し、骨を拾ってくれた。可愛い小さな骨壺に入ってしまったのを見ると、新たな悲しみが湧きあがってくるのだった。

 

 チャーリーは5年ほど前に白内障に罹り視力を失っていた。それでも家の中を歩き回り、よく壁をなめた。眼が見えていたときは壁をなめるようなことはしていなかったが、視力を失くしてからは、何かを確認するかのように壁をなめるのだった。

 

 我々はこれを可哀そうに思い、たしなめることはしなかった。壁は荒れるに任せた。チャーリーの死後、修理すれば良いと考えていたのである。

 

 チャーリーが死んだ今、修理のことが頭に浮かぶけれど、まてまてと・・・。そう急ぐことはないぞ。チャーリーの生きた痕跡をもう少し残しておこうとも思うのである。

 

 

 チャーリーの死は、ミントのときほどの慟哭を我々にもたらさなかったように感じる。こういうと大変薄情なようでチャーリーに申し訳ないのであるが、同じ愛犬なのに、その違いはどこから来るのであろうか。

 

 2年前にミントの死で強烈な別れを経験しているからなのか、息の引きとり方の違いによるものか。いずれにしても、我々のチャーリーへの想いがミントのそれに劣るということはない。

 

 

 ともあれ、チャーリーは我々の中では一番の長老であった。その長老が菩薩のところへ旅立ってしまったのだ。そこにはミントが待っているはずだ。そこで再び夫婦として仲良く生きて欲しい。そう強く願うのである。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




預かった犬、大騒ぎ

  • 2017.08.26 Saturday

 隣家に娘夫婦が3人の子供と住んでいる。そこに飼われているのがトイプードルの雌犬、名をチーズという。折に触れて当家に遊びに来ているので性格は分っている。チーズは極めておとなしい優しい子である。

 

 夏休み、キャンプに出かけるというので、チーズを一晩預かることとなった。こんなおとなしい犬を置いていくなんて、キャンプ場は室内犬を連れて行けないところなのか。

 

 このチーズは、体格が当家のハナ(ノーフォークテリア 雌)とほゞ同じであるがハナよりスリムである。ハナとの折り合いはもう一つというところであった。

 

 そういう状況にあって、二人が一泊二日を共に過ごすことになったのである。ハナは元来元気が良いというか傍若無人のところがある。相手の性格なんか歯牙にもかけない態度をとるのだ。

 

 果たせるかな、一緒にしてみると、ハナがチーズに攻勢をかける。チーズは唸って威嚇するのだが、ハナは尻尾を振って喜んでいる。チーズに怒られても体を一瞬低くしてかわしながら、また、しつこく纏わりつく。

 

 

 結局、チーズはタジタジとなって逃げまわることとなったのである。

 

 彼らの世界では出会って暫らくすると序列が決まり、そのグループ内の秩序は安定化すると思うのだが、この二人の場合、今まで何回か一緒になっているにもかかわらず、なかなか安定しないのである。相性が悪いのか、お互い虚勢を張っているのか。

 

 チーズにとってみれば、家族と離れて心細いところに苛められて気の毒なことである。

 

 二日目の夕方、一家がキャンプから帰ってきた。帰るとすぐ皆でチーズを迎えにきた。玄関ドアを開ける音にチーズが反応し、声を上げる。子供たちが走り寄ってきた。チーズが抱き着く。チーズを抱き上げる。チーズの嬉しさがほとばしる。

 

 長かった一泊二日、チーズのキャンプが終わった。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




愛犬ハナの誕生日に想ったこと

  • 2017.08.15 Tuesday

 我家の愛犬ハナ(ノーフォークテリア 女の子)は、8月12日で1歳の誕生日を迎えた。ハナちゃんが我が家に来たのは生まれて3か月位経ってからだったから、もうカレコレ1年になろうとしているのだ。

 

 記念の写真を撮ることにした。女の子なのでワンピースを着せて帽子を被せた。これは全くの飼主の勝手であり、ハナちゃんにとっては迷惑千万なことである。

 

 1本の蝋燭を立てたケーキを前にしてポーズをとらせたが、これが大騒ぎ、ワンピースは脱ぎたがり、帽子を振り払おうと一刻もじっとしない。もともとじっとしていることのできない性質なのだ。これにポーズをとらせることは無理かと思われたが、何とかダマシダマシ撮ったのが、この写真である。

 

 ところで、人間にとっての1年は、犬にとっては何年であろうか。よくいわれるところでドッグイヤーというものがあって、7年と思っていた。そうであるとすればハナちゃんは7歳ということになる。

 

 念のためにとwebで調べてみると、いろいろな説があるようだ。体格の大小でも異なっているし、なにより7の倍数で歳をとっていくのではなさそうである。

 

 最も若い説を採用することとした。それによると小型犬の1歳は人間の15歳に相当するとのこと。なんともはや1年で中学3年生になってしまったのである。まるで空を飛ぶような速さである。犬とヒトとの生のリズムの違いを強烈に感じた。

 

 これが、まだ何年も先のことではあるものの、いずれの日か別れの儀式をすることとなる無常を想起させ、名状しがたいモノ悲しさを覚えたのである。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




焼酎考

  • 2017.08.07 Monday

 毎日晩酌をしている。外に飲みに出るときを除いて毎日である。従って、休肝日を設けよというお達しには、残念ながら沿えていないのである。

 

 ただ、その量は、芋焼酎お湯割りあるいは水割り3杯程度である。たいしたことはないのである。薬のようなものと思っている。勿論、飲みに出たときの量はこの比ではないが。

 

 これで今のところ肝機能の数値に異常はない。肝機能どころか腎臓、膵臓の数値もすこぶる正常なのである。これは、毎日の食事のこともあると思うが、飲んでいる酒種が清酒などでなく焼酎であることが、大きな要因ではないかと、私は信じている。焼酎でも飲みすぎたら副作用はあるだろうが、適量では体調に障ることはなさそうだ。

 

 徳之島の泉重千代さんは、黒糖焼酎で晩酌をすることが楽しみで、長寿を全うされた。このことが、私の晩酌生活の支えとなっているのである。

 

 ところで、アルコール飲料の中で焼酎はどの程度支持されているのだろうか。最近は飲み易くなったせいで、その地位は上がっていると思うが、全国的には清酒、ウイスキーに後れを取っているのではないだろうかと感覚的に思っている。

 

 国税庁発表によると、平成27年度全国の消費者に対する販売数量は、ビール2,665千kl、焼酎858千kl、清酒588千kl、ウイスキー135千klとなっていて、焼酎は清酒より多く消費されているのである。清酒を100とした場合の焼酎は146であり、おおむね1.5倍なのである。

 

 これを地域別にみてみると、北海道170、東北関信越121、北陸76、東京154、中部134、近畿117、中四国139、九州沖縄334となっており、北陸だけが低くそれ以外は高い。中でも九州沖縄は334とダントツに高い。清酒の実に3倍強である。このように地域によってかなりの差がある。北陸はやはり清酒の国柄であろうか、各地のアルコール文化が見て取れるようだ。
清酒と焼酎の味を比べると、清酒の方が格段に美味しい。しかし、九州では焼酎が好まれている。これはどういうことか。美味しさにおいては清酒に劣るかもしれないが、適度の酔いをもたらす楚楚とした味わいは焼酎の魅力であろう。

 

 そのように私は感覚的に捉えていたのであるが、国税庁発表資料は、この外にいろいろな要素があるとは思うけれども、その傾向の一端を裏付けているようにも思うのである。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




ハナちゃんのトリミング

  • 2017.07.18 Tuesday

 最新のデータではないが、ある調査によると、全国の理容室は11万軒、理容師は23万人というデータがある。傾向としては年々減少しているようであるが、これは人口減少の影響かもしれない。

 

 私は月1回は理髪店に行く。自然の摂理で髪は伸びる。自分で処理できないから理髪に行くという単純な構図であるが、そのリズムが月1回なのである。

 

 行きつけの理髪店で世間話的にこのことを話題にしたところ、店主は「御陰様で・・・」という言葉を使った。まさにそのとおりであろう。人間には爪が伸びるように髭も髪も伸びる。爪と髭は自分で処理できるが、髪はできない。この道理が理容室存在の基盤となっているのである。

 

 人類は進化の過程で体毛が次第に少なくなり、現在のような姿になった。それでも髪の毛は伸びるのである。

 

 ペットの世界はどうか。犬猫は野生では一定の長さで止まっているように見える。当家のペットは、猫は伸びない。犬は若干伸びるようだ。この違いは何か。それは人類が行ってきた選択繁殖にあるようだ。人類と犬、猫との関係の違いによって、選択繁殖の度合いが異なっていたようなのである。その結果、多くの猫には伸び続ける毛の遺伝子がなく、犬には犬種によっては伸び続けるものもいるが、ある程度までしか伸びないのが多いようだ(但し、犬も猫も季節の生え変わりはあるし、体毛は通年よく抜ける)。

 

 我家の愛犬ハナ(11ヶ月)は最近毛が伸びてきたのでトリミングに連れて行った。生まれてから3回目のことである。野生にいたなら必要はないが、人間が作ったそれぞれの犬種に合うスタイルに仕上げるため、清潔で健康に過ごすためにトリミングが必要になるのである。

 

 

 それはそうと、室内犬の場合、大体1年に5〜6回程度トリミングをすることが理想である。やはりトリミングするとすっきりする。すっきりしたハナちゃんを見てやってください。

 

 

 飼い主の親バカも見えるでしょ。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




空き地が増えた

  • 2017.06.30 Friday

 おや、ここが空き地になっているぞ。ハテ、ここには何があったっけかな・・・?。 齢とったせいもあるが、前は何があったかなかなか思い出せない。そういう思いをすることが最近多くなった。

 

 去年の熊本地震からはや1年3ヵ月、復興は進んできているが、今も仮設住宅に居住している人は1万人を超すという。震源域の益城町、熊本市内のあちこちで建物の取り壊し撤去が続いている。

 

 ある調査によれば、この度の地震による住宅の被害は、全壊が8千棟、半壊が3万棟、一部損壊が14万棟と言われ、その内公費解体の申請数が3万3千棟、既に解体が終了したのが2万棟、解体が済んだ割合は60%に上ると言われている。かなり進んできていることは事実である。

 

 市内を車で走ってみても、そこここに更地になったところが見受けられる。密集した市街地に空き地が出現することについては、新鮮さを感じ歓迎する思いであるが、一方では、そと見には無事に見えても地震の被害を受けていたのかとも思い、あらためて地震の被害の広範さを感じさせられるのである。

 

 家屋を解体せざるを得ないこということは断腸の思いであろう。建て替えるなど今後の発展的な行為の過程であれば気も休まるが、ただ取り壊すだけということであれば何かもの悲しい。

 

 取り壊しは公費でできても、再建は自費になるのであるから、経済的な面でも再建は生易しいものではない。中には取り壊して駐車場にするむきも多いに違いない。

 

 取り壊しただけではどういう意図なのかは分らないが、あと半年か1年たてば成り行きで結果がわかる。復興へと繋がる動きになることを祈るものである。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




なぜ猫はアトゼキしないのか

  • 2017.06.14 Wednesday

 熊本の方言にアトゼキというものがある。戸は開けたらちゃんと閉めよという、戒めの熊本弁である。そういう言葉のあるなしにかかわらず、当方としては、ドアは開けたら閉めるという習慣にしているのだが、100%そうしているかと問われれば、ウーンと唸ってしまうのも事実。


 このところ閉めたはずなのに、居間のドアが開いているということがしばしばあり、不思議に思うことがあった。齢をとると忘れがちになるので、あるいは閉め忘れていたのかと思うのであったが、キツネにつままれたようなこともあった。

 

 そんなとき、猫のマル(2歳)が、ドアの取っ手に飛びついて、取っ手を下に引き下げてドアを開けているところを目にした。衝撃であった。そんなことができるのかと・・・。いつの間にこんなことを覚えたのか。

 

 人間がやっているところを見て、見よう見まねでやっているのであろう。猫は頭が良いのだろうか。ペットとして見るとき、そこまで賢いとは思ってもいなかったのであるが、なんともはや、猫の知能の高さに驚いたのである。

 

 しかし、マルはドアを開けることはできても閉めることはしない。ドアの向こうに出たら、体で押して閉めることは物理的には可能ではあるが、それはしていないのである。つまりアトゼキはしないのだ。ペットだからねと思ってもみたが、待てよ・・・と、もう一歩推論を進めてみると、マルは、我々がアトゼキしているところはドアの向こうのことであるから見ていないのだ。だから、アトゼキというものを知らない、だから、アトゼキをしないのだ、という考えに到達したのである。

 

 猫にアトゼキを求めるのは無理なことかも知れないが、猫の知能は2、3歳の子供に匹敵するとの説がある。そうであるならばアトゼキを教えれば良いのだ。そうしなくても我々の仕種を見てするようになるかも知れない。

 

 アトゼキする猫はおもしろい・・・。

 


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




キセキノカイフク

  • 2017.05.22 Monday

 不動産屋さんの広告に新築物件、家族物件に並んでペット可物件とある。賃貸マンションやアパートにもペットと一緒に入居することが可能となってきているのである。

 

 世はまさにペットブームの真っ盛り。ペットは人に癒しを与え、その見返りに庇護を受ける。そういう共生関係が基本となっているのである。

 

 ところで、ペットを飼うと決意するとき一定の覚悟が必要である。ペットの一生を最後まで見通すことは難しいのであるが、何が発生するかはわからないが、その一生を引き受けるという強い意思をもつことである。このことを今回の出来事で再認識させられたのである。

 

 我家には室内犬ノーフォークテリアの老犬(16歳)チャーリーとこの8月12日で1歳を迎えるハナがいる。その他に猫のマル(2歳)もいる。共に仲良く暮らしているのだが、チャーリーは白内障にかかり視力を失っている。一緒に暮らしている仲間がどういうものか、分らないのが悲しいことであるが、眼が見えないなりに部屋の中を、あちこちぶつかりながら歩き回り、良く動いている。

 

 若いハナはまだ分っていないが、猫のマルはチャーリーを目の不自由な弱者として認識している様子がみえる。

 

 そのチャーリーがある日突然倒れた。ケージの中でガタガタと音がしていた。トイレに行きたいから騒いでいるのかと思ってケージを覗くと立ち上がれないでバタついていた。慌てて体を起こしてあげたが、右の前足と後ろ足が突っ張ってうまく歩けない。もうすぐ16歳を迎えるというときの突然のできごとであった。素人目にも脳溢血か脳梗塞ではないかと疑われた。


 それで急いでかかりつけのお医者さんに運び込んだ。お医者さんも脳に原因があると見て酸素吸入や点滴などを処方し、それを続けた。そうすると次第に症状が緩和してきて、1週間後には元のように歩けるようになったのである。お医者さんも驚く奇跡の回復であった。今は以前のように元気に歩き回っている。

 

 

 この度のことで犬猫は哺乳類、脊椎動物であり、その病気は人間と同じであることを再確認した。犬の16歳と言えば人間では80歳台、かなりの高齢である。生まれてすぐに引き取り、青年、壮年を経て老年を迎えた。その時々の姿が昨日のように思い出される。老犬となった今、人間同様体調のリスクは高い。

 

 

 犬は歳をとるのが早い。人間の寿命のサイクルに比し早過ぎることを強烈に感じる。これまでに2頭を見送った経験があるが、やはり終末を見送ることはつらい。チャーリーはこれから終末を迎えることになる。そう長いことはないだろうが、彼の人生が安らかに全うされるよう、暖かく見守らなければならない。それが飼主としての務めである。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




裏書譲渡した受取手形と貸倒引当金

  • 2017.05.09 Tuesday

 貸倒引当金の繰り入れにおいて、売掛債権等について取得した受取手形を裏書譲渡した場合には、当該売掛金、貸付金等の既存債権は売掛債権等に該当するものとして取り扱われる。

 

 手形を譲渡した場合、受取手形は簿記上消滅することになるが、手形期日が到来するまでは引き続きリスクを負っている。したがって、その手形の基となった売掛債権等については、貸し倒れのリスクが残ることとなるのである。

 

 したがって、決算書の貸借対照表に表示されていない売掛債権等であっても、それが裏書譲渡手形によるものである場合には、その金額が一括評価貸倒引当金の繰り入れの対象とされるのである。

 

 この場合、裏書譲渡手形は貸借対照表には表示されないが、個別注記表には表示することとされているので、貸倒引当金の繰り入れに当たっては、この注記によって裏書譲渡した手形の金額が確認できるようになっていなければならないとされている。だから、注記を忘れてはならないのである。

 

 しかし、当然のことであるが、裏書譲渡した手形の取得原因が売掛金、貸付金等の既存債権と関係のないものであった場合は、個別注記された裏書譲渡手形であっても貸倒引当金の対象とはならない。

 

 これらの取り扱いは、割引手形についても同様である。


ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると日々の励みになります。




| 1/15PAGES | >>

official site

熊本市にあります
塘中康之税理士事務所
公式サイトもございます。
よろしければお越しください。
塘中康之税理士事務所
▲画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

search this site.

mobile

qrcode