アベノミクスと雇用者給与増加減税

  • 2017.11.10 Friday

 アベノミクスがなかなか実感できないことの要因に消費の低迷があげられる。消費を喚起するには給与を増やさなければと、政府が財界に働きかけたりしたところであるが、税制においてもそういう後押しの制度が講じられている。法人が給与を上げたり、雇用を増やしたりすると法人税負担を減少させる制度である。

 

 給与が増加したら増加額の10%を法人税から控除するというものであるが、給与を上げるということは、資金が会社の金庫から出ていくことであり、その出て行った金額の1割が税負担の減少という形で金庫に戻ってくる仕掛けである。9割が出っ放しということを経営者はどう考えるか。税負担が減少するから給与を増やそうと考える経営者はどのくらいいるのだろうか。

 

 経営者がコストとして考えるのは、生産性の向上につながるかどうかということが一番で、次が分配率の問題、その次が福利厚生としての性格を考えるかどうかではないだろうか。

 

 税負担の軽減額の計算の骨格は、適用年度の給与が平成24年度に比しどの程度増加したかということであるが、増加している場合でも前年度と比較して増えていることが条件となっている。つまり、増え続けることが必要なのである。また、税額控除の割合が10%から平成29年度以降分については22%に引き上げられたが、これは、アベノミクスの腰折れを懸念する政府の切羽詰まった気持ちが現れているようだ。歳入が減ってもよいから給与を増やして欲しい、そういう強い気持ちが現れた税制である。


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特別償却がトクか税額控除がトクか、朝三暮四

  • 2017.10.20 Friday

 固定資産を取得しようというとき、リースが良いか買取が良いか尋ねられることがある。これは、時と場合によると考えているが、一番のポイントは資金を有効に使えるかどうかであると思っている。この外、税務上の問題もあり多面的に検討する必要がありそうだ。

 

 これと似たもので、特別償却が良いか税額控除が良いかというテーマがある。

 

 法人が機械等を取得した場合に特別償却ができるものがあるが、このときは、税額控除もできるようになっているものもあり、どちらかを選択することになっていて、どちらが良いかというのである。

 

 減価償却というのは、耐用年数の期間でその資産を費用化するもので、特別償却をするということは、手前で多く償却しその先では少なく償却するものである。いずれにしても償却費の総額は同じであって、早くするかどうかの問題であるから、いわゆる朝三暮四の世界なのである。

 

 これに対し税額控除は、償却の他にできるものなので耐用年数の期間を通算すれば、税額控除を選んだ方がトクになるのは決まっている。

 

 しかし、経営者の経営判断は別のところにあるようだ。早く投下資金の回収を図る観点で物を見れば、税額控除では収まらないものもあるようなのである。

 

 例えば1000万円の機械を買った場合、最近の特別償却は100%できるものがある。これが適用できれば1000万円の償却費が計上されるのだ。この税負担の減少額は、実効税率を30%とした場合300万円になる。これに対し税額控除は7%であるから、地方税への波及額を含めても負担の減少額は80万円ほどである。経営者はどちらを選ぶか、おわかりだろう。


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ペット保険について

  • 2017.10.01 Sunday

 この度の老犬チャーリーの死、その2年前のミント(チャーリーの連れ合い)の死によって、ペットは人間と同じような病気にかかり、同じような終末を迎えることを、極めて当然のことながら改めて自覚した。

 

 ペットは人間に癒しを与えてくれる。そういう存在の必要性を感じて生活共同体を構成したならば、ペットの一生を抱え込み責任を果たさなければならない。

 

 そういうことで、ペットが体調を崩せば、人間と同じように医者にかかり、手厚く看護しなければならないのである。チャーリーにしてもミントにしてもよく医者にかかった。チャーリーの最後の半年は老境にあったので、かなり頻繁だった。今年の治療費は60万円に上った。その前から計算するならば軽く100万円を超すであろう。

 

 人間ならば健康保険制度で負担が抑えられるが、ペットは全て自費であるところが痛いところである。この負担をなんとか減らすことができないかと考えると、その先にはペット保険が見えてくる。

 

 ペット保険の内容は医療保険である。これは、ペットにかかる医療費の負担軽減を図らんとする飼主の気持ちにマッチしたものであり、ペット産業の一翼を担っているようだ。

 

 これは、生命保険ではない。寿命が最長でも20年程であること等から、死亡保障は制度として成り立たないのであろうと推察する。

 

 ペット保険の中身を見てみると、通院、入院、手術にかかった費用等について補償するものになっているようである。

 

(1)どういう場合に補償するのか。

(2)かかった費用の何割を補償するのか。

(3)保険料はどうなるのか。

 

 これらが選択のポイントになっているようで、保険会社としては、それぞれ特徴をだし工夫を凝らして商品を構成し競っているように見える。

 

 この度のことで、意外とペットの治療費に金がかかっていることが分かった。今、我が家には1歳になったばかりのハナちゃん(ノーフォークテリア)がいる。ハナちゃんもチャーリー、ミントと同じ犬種であるから、同じような経過を辿る可能性大である。

 

 ならば、考えなければならない。そういうことで、ハナちゃんをペット保険に掛けるよう検討しているのである。保険料の総額が、補償額に比してどうなるかなど、いろいろ考えることがあるが、とにもかくにも、治療費負担がこれにより相対的に軽減されるならば幸いなのである。


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個人事業者の建物の修繕費と保険金の取り扱い

  • 2017.09.20 Wednesday

 個人事業者の事業用建物が地震で被災し、地震保険金が下りた場合に修繕費を必要経費に算入するときは、保険金を控除しなければならないのだろうか。これが疑問だった。

 

 この話を進める前に理解しておくことがある。それは、事業用建物が被災した場合、その損失を修繕費とは別に資産損失として必要経費に計上するのかどうかである。

 

 これについては、所得税法51条(資産損失の必要経費算入)において明確にされており、修繕費とは別に資産損失の額を必要経費に算入することとされている。その金額の算出方法は、被災直前の帳簿価額から被災直後の時価を差し引いた金額とされるが、り災証明書記載の「り災程度の割合」により計算することも認められている。

 

 つまり、被災直前の簿価に「全壊」の場合100%、「半壊」の場合50%、「一部損壊」の場合5% の割合を乗じて損失の額を算出するのである。これは被災直後の時価の算出が極めて難しいため設けられたものではないだろうか。

 

 この損失を計上する場合には保険金を控除する旨同法で規定されているから、資産損失の額に比し保険金額が同額か多い場合は必要経費算入額はゼロとなる。

 

 次に原状回復のため修繕を行った場合、その修繕費についてはどのように取り扱われるのだろうか。所得税法においては、先入れ先出し法的に、まず、資産損失を必要経費に計上することとされているので、その修繕費(資本的支出部分を除く。)のうち資産損失に相当する部分の金額は資本的支出とされる。従って、その残額が修繕費として取り扱われるのである(所基通51−3)。

 

 この場合、受け取った保険金が資産損失相当額より多かったときは、この多い部分は修繕費に対しどう取り扱われるのであろうか。

 

 これは、所得税法37条(必要経費)において必要経費を計上する場合、保険金を控除する定めになっていないことから、保険金を控除する必要はないのである。他方、保険金は非課税のため収入に計上する必要はない。

 

 今回、このような処理をする事案に遭遇したが、先の道理が分からず右往左往した。法令通達を見てもよく理解できず、解説書を探るも適切に解説したものには出会わなかった。また、各種税務相談所に問い合わせたものの、適切な回答には巡り会えなかったのである。

 

 しかし、ごく少数ながら修繕費から控除する必要はないとする説もあるにはあったが、私はそれには慎重な態度をとった。それは納税者にとって有利だったことと何より少数意見であったからである。

 

 いずれにしても、法令がどのように規定しているかであった。私は保険金を控除する必要はないとするその論拠を深く探り、法令通達を再度検討してみた。そうすると、前述のような理解に辿り着いたのである。

 

 このような経緯からして、修繕費から保険金を控除して必要経費を計上して申告しているケースは少なくないような気がしてならない。

 

 平成28年の熊本地震はマグニチュード7.3、被害件数は、全壊6,990、半壊20,219、一部損壊85,635、合計112,844とされている。これに対し、地震保険金の支払総額は3,773億円である。単純に被害件数で除してみると、1件当たり3,343,553円の保険金が支払われていることになる。地震保険をかけていなかった人が相当数いたと思われるから、その金額はもっと多くなると思われる。

 

 また、事業用建物に地震保険をかけていた人がどのくらいいるのかは分らないが、全体で10万人を超える人が被災していたのであるから、その数は少なくないであろう。

 

 平成28年分所得税確定申告は、平成29年3月15日をもって一応終了したところであるけれども、もし、誤りがあり税額が少なくなるのであれば、更正請求という道がある。

 

 修繕費と保険金の取り扱いについて振り返り、もう一度見直ししてみる必要もあるのではないかと思うのである。


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長老が逝ってしまった

  • 2017.09.08 Friday

 ミント(ノーフォクテリア 雌)のときは大雨だった。2年前の6月10日、葬儀場で読経が済み火葬場に運びこむとき、雨が止み、かすかに晴れ間が見えたのであった。涙の葬儀、あれから2年。今度はチャーリー(ノーフォークテリア 雄)が死んだ。16歳3か月と14日、人間なら84歳の長寿を全うした。最後は眠るように息をひきとったのである。8月25日(金)午前1時30分のことだった。

 

 チャーリーとミントは夫婦だった。1歳年下のミントの性格が強かったこともあって、チャーリーはいつも控えめでおとなしく穏やかに過ごしていた。若いときの写真を見るとその雰囲気が良く表れている。

 

 ミントは晩年2度の手術をしたが、それにしては丈夫だった。しかし、その後腎不全を患って入院した。人間ならば人工透析をうけなければならないもので、打つ手はなかった。もう危ないということで家に連れて帰り、苦しみながら最期を遂げたのである。

 

 チャーリーはお盆前くらいまで元気に歩き回っていたが、盆の終わりに足に力が入らないようになり歩行困難となった。六日間通院し点滴をしたが、回復は難しいとみて自宅での介護となった。寝たきりになり、2〜3時間おきに体位変換をしていた。次第に食事が摂れなくなり、水分だけになって、その水分も摂れなくなり、枯れるように逝った。これらの介護は全て娘の渾身の努力に負うもので、お蔭で床擦れすることもなく、老衰での見事な大往生だったのである。

 

 

 葬儀は翌日11時から、ミントのときと同じところで行った。隣家の小学生の孫3人も参列し、骨を拾ってくれた。可愛い小さな骨壺に入ってしまったのを見ると、新たな悲しみが湧きあがってくるのだった。

 

 チャーリーは5年ほど前に白内障に罹り視力を失っていた。それでも家の中を歩き回り、よく壁をなめた。眼が見えていたときは壁をなめるようなことはしていなかったが、視力を失くしてからは、何かを確認するかのように壁をなめるのだった。

 

 我々はこれを可哀そうに思い、たしなめることはしなかった。壁は荒れるに任せた。チャーリーの死後、修理すれば良いと考えていたのである。

 

 チャーリーが死んだ今、修理のことが頭に浮かぶけれど、まてまてと・・・。そう急ぐことはないぞ。チャーリーの生きた痕跡をもう少し残しておこうとも思うのである。

 

 

 チャーリーの死は、ミントのときほどの慟哭を我々にもたらさなかったように感じる。こういうと大変薄情なようでチャーリーに申し訳ないのであるが、同じ愛犬なのに、その違いはどこから来るのであろうか。

 

 2年前にミントの死で強烈な別れを経験しているからなのか、息の引きとり方の違いによるものか。いずれにしても、我々のチャーリーへの想いがミントのそれに劣るということはない。

 

 

 ともあれ、チャーリーは我々の中では一番の長老であった。その長老が菩薩のところへ旅立ってしまったのだ。そこにはミントが待っているはずだ。そこで再び夫婦として仲良く生きて欲しい。そう強く願うのである。


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預かった犬、大騒ぎ

  • 2017.08.26 Saturday

 隣家に娘夫婦が3人の子供と住んでいる。そこに飼われているのがトイプードルの雌犬、名をチーズという。折に触れて当家に遊びに来ているので性格は分っている。チーズは極めておとなしい優しい子である。

 

 夏休み、キャンプに出かけるというので、チーズを一晩預かることとなった。こんなおとなしい犬を置いていくなんて、キャンプ場は室内犬を連れて行けないところなのか。

 

 このチーズは、体格が当家のハナ(ノーフォークテリア 雌)とほゞ同じであるがハナよりスリムである。ハナとの折り合いはもう一つというところであった。

 

 そういう状況にあって、二人が一泊二日を共に過ごすことになったのである。ハナは元来元気が良いというか傍若無人のところがある。相手の性格なんか歯牙にもかけない態度をとるのだ。

 

 果たせるかな、一緒にしてみると、ハナがチーズに攻勢をかける。チーズは唸って威嚇するのだが、ハナは尻尾を振って喜んでいる。チーズに怒られても体を一瞬低くしてかわしながら、また、しつこく纏わりつく。

 

 

 結局、チーズはタジタジとなって逃げまわることとなったのである。

 

 彼らの世界では出会って暫らくすると序列が決まり、そのグループ内の秩序は安定化すると思うのだが、この二人の場合、今まで何回か一緒になっているにもかかわらず、なかなか安定しないのである。相性が悪いのか、お互い虚勢を張っているのか。

 

 チーズにとってみれば、家族と離れて心細いところに苛められて気の毒なことである。

 

 二日目の夕方、一家がキャンプから帰ってきた。帰るとすぐ皆でチーズを迎えにきた。玄関ドアを開ける音にチーズが反応し、声を上げる。子供たちが走り寄ってきた。チーズが抱き着く。チーズを抱き上げる。チーズの嬉しさがほとばしる。

 

 長かった一泊二日、チーズのキャンプが終わった。


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愛犬ハナの誕生日に想ったこと

  • 2017.08.15 Tuesday

 我家の愛犬ハナ(ノーフォークテリア 女の子)は、8月12日で1歳の誕生日を迎えた。ハナちゃんが我が家に来たのは生まれて3か月位経ってからだったから、もうカレコレ1年になろうとしているのだ。

 

 記念の写真を撮ることにした。女の子なのでワンピースを着せて帽子を被せた。これは全くの飼主の勝手であり、ハナちゃんにとっては迷惑千万なことである。

 

 1本の蝋燭を立てたケーキを前にしてポーズをとらせたが、これが大騒ぎ、ワンピースは脱ぎたがり、帽子を振り払おうと一刻もじっとしない。もともとじっとしていることのできない性質なのだ。これにポーズをとらせることは無理かと思われたが、何とかダマシダマシ撮ったのが、この写真である。

 

 ところで、人間にとっての1年は、犬にとっては何年であろうか。よくいわれるところでドッグイヤーというものがあって、7年と思っていた。そうであるとすればハナちゃんは7歳ということになる。

 

 念のためにとwebで調べてみると、いろいろな説があるようだ。体格の大小でも異なっているし、なにより7の倍数で歳をとっていくのではなさそうである。

 

 最も若い説を採用することとした。それによると小型犬の1歳は人間の15歳に相当するとのこと。なんともはや1年で中学3年生になってしまったのである。まるで空を飛ぶような速さである。犬とヒトとの生のリズムの違いを強烈に感じた。

 

 これが、まだ何年も先のことではあるものの、いずれの日か別れの儀式をすることとなる無常を想起させ、名状しがたいモノ悲しさを覚えたのである。


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焼酎考

  • 2017.08.07 Monday

 毎日晩酌をしている。外に飲みに出るときを除いて毎日である。従って、休肝日を設けよというお達しには、残念ながら沿えていないのである。

 

 ただ、その量は、芋焼酎お湯割りあるいは水割り3杯程度である。たいしたことはないのである。薬のようなものと思っている。勿論、飲みに出たときの量はこの比ではないが。

 

 これで今のところ肝機能の数値に異常はない。肝機能どころか腎臓、膵臓の数値もすこぶる正常なのである。これは、毎日の食事のこともあると思うが、飲んでいる酒種が清酒などでなく焼酎であることが、大きな要因ではないかと、私は信じている。焼酎でも飲みすぎたら副作用はあるだろうが、適量では体調に障ることはなさそうだ。

 

 徳之島の泉重千代さんは、黒糖焼酎で晩酌をすることが楽しみで、長寿を全うされた。このことが、私の晩酌生活の支えとなっているのである。

 

 ところで、アルコール飲料の中で焼酎はどの程度支持されているのだろうか。最近は飲み易くなったせいで、その地位は上がっていると思うが、全国的には清酒、ウイスキーに後れを取っているのではないだろうかと感覚的に思っている。

 

 国税庁発表によると、平成27年度全国の消費者に対する販売数量は、ビール2,665千kl、焼酎858千kl、清酒588千kl、ウイスキー135千klとなっていて、焼酎は清酒より多く消費されているのである。清酒を100とした場合の焼酎は146であり、おおむね1.5倍なのである。

 

 これを地域別にみてみると、北海道170、東北関信越121、北陸76、東京154、中部134、近畿117、中四国139、九州沖縄334となっており、北陸だけが低くそれ以外は高い。中でも九州沖縄は334とダントツに高い。清酒の実に3倍強である。このように地域によってかなりの差がある。北陸はやはり清酒の国柄であろうか、各地のアルコール文化が見て取れるようだ。
清酒と焼酎の味を比べると、清酒の方が格段に美味しい。しかし、九州では焼酎が好まれている。これはどういうことか。美味しさにおいては清酒に劣るかもしれないが、適度の酔いをもたらす楚楚とした味わいは焼酎の魅力であろう。

 

 そのように私は感覚的に捉えていたのであるが、国税庁発表資料は、この外にいろいろな要素があるとは思うけれども、その傾向の一端を裏付けているようにも思うのである。


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ハナちゃんのトリミング

  • 2017.07.18 Tuesday

 最新のデータではないが、ある調査によると、全国の理容室は11万軒、理容師は23万人というデータがある。傾向としては年々減少しているようであるが、これは人口減少の影響かもしれない。

 

 私は月1回は理髪店に行く。自然の摂理で髪は伸びる。自分で処理できないから理髪に行くという単純な構図であるが、そのリズムが月1回なのである。

 

 行きつけの理髪店で世間話的にこのことを話題にしたところ、店主は「御陰様で・・・」という言葉を使った。まさにそのとおりであろう。人間には爪が伸びるように髭も髪も伸びる。爪と髭は自分で処理できるが、髪はできない。この道理が理容室存在の基盤となっているのである。

 

 人類は進化の過程で体毛が次第に少なくなり、現在のような姿になった。それでも髪の毛は伸びるのである。

 

 ペットの世界はどうか。犬猫は野生では一定の長さで止まっているように見える。当家のペットは、猫は伸びない。犬は若干伸びるようだ。この違いは何か。それは人類が行ってきた選択繁殖にあるようだ。人類と犬、猫との関係の違いによって、選択繁殖の度合いが異なっていたようなのである。その結果、多くの猫には伸び続ける毛の遺伝子がなく、犬には犬種によっては伸び続けるものもいるが、ある程度までしか伸びないのが多いようだ(但し、犬も猫も季節の生え変わりはあるし、体毛は通年よく抜ける)。

 

 我家の愛犬ハナ(11ヶ月)は最近毛が伸びてきたのでトリミングに連れて行った。生まれてから3回目のことである。野生にいたなら必要はないが、人間が作ったそれぞれの犬種に合うスタイルに仕上げるため、清潔で健康に過ごすためにトリミングが必要になるのである。

 

 

 それはそうと、室内犬の場合、大体1年に5〜6回程度トリミングをすることが理想である。やはりトリミングするとすっきりする。すっきりしたハナちゃんを見てやってください。

 

 

 飼い主の親バカも見えるでしょ。


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空き地が増えた

  • 2017.06.30 Friday

 おや、ここが空き地になっているぞ。ハテ、ここには何があったっけかな・・・?。 齢とったせいもあるが、前は何があったかなかなか思い出せない。そういう思いをすることが最近多くなった。

 

 去年の熊本地震からはや1年3ヵ月、復興は進んできているが、今も仮設住宅に居住している人は1万人を超すという。震源域の益城町、熊本市内のあちこちで建物の取り壊し撤去が続いている。

 

 ある調査によれば、この度の地震による住宅の被害は、全壊が8千棟、半壊が3万棟、一部損壊が14万棟と言われ、その内公費解体の申請数が3万3千棟、既に解体が終了したのが2万棟、解体が済んだ割合は60%に上ると言われている。かなり進んできていることは事実である。

 

 市内を車で走ってみても、そこここに更地になったところが見受けられる。密集した市街地に空き地が出現することについては、新鮮さを感じ歓迎する思いであるが、一方では、そと見には無事に見えても地震の被害を受けていたのかとも思い、あらためて地震の被害の広範さを感じさせられるのである。

 

 家屋を解体せざるを得ないこということは断腸の思いであろう。建て替えるなど今後の発展的な行為の過程であれば気も休まるが、ただ取り壊すだけということであれば何かもの悲しい。

 

 取り壊しは公費でできても、再建は自費になるのであるから、経済的な面でも再建は生易しいものではない。中には取り壊して駐車場にするむきも多いに違いない。

 

 取り壊しただけではどういう意図なのかは分らないが、あと半年か1年たてば成り行きで結果がわかる。復興へと繋がる動きになることを祈るものである。


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